普通の女から悪女へと
『黒革の手帖』に主演して一躍その名をとどろかせた米倉涼子は、オスカープロモーションに所属する元モデルで、今は女優です。横浜出身で、幼い頃からバレーで体と表現力のバランスを磨いてきました。
高校生の時、全日本国民的美少女コンテストの審査員特別賞を受賞。この時から人生が変わりました。その翌年、雑誌『CanCan』などにモデルとしてデビューを果たします。1999年には女優に専念すると発表し、『非婚家族』などテレビドラマで活躍してきました。
真面目、一本気、現代の女というイメージが強い傾向にあったそれまでの役柄から一変。『黒革の手帖』の悪女を好演したのがきっかけとなり、その後は悪女役が多くなってきました。2006年の『黒革の手帖』の舞台化で、それまで念願だった舞台を実現させました。その好演技ぶりが功を奏して、同じ年、第14回橋田賞受賞を受賞することに。
地道な努力と天然呆け的なキャラが米倉涼子の演技力を底から支え続けているのでしょう。